先週、コヅカ•アートフェスティバルで「オーラポートレート」というものをやらせていただきました。ブースに来てくださった方、通りすがりに覗いてくださった方、本当にありがとうございました!
これは、私が普段教えている「ドローイング・メディテーション」とはちょっと違います。何年も直感的なアート制作を続けてきた中で、そして生まれつき感じてきたエネルギーの感覚から、私自身が作り上げてきたものです。
オーラポートレートは二段階で仕上げます。まず、その人のオーラを感じ取って紙に描きます。そのあとに、デフォルメした顔と、直感で出てくるモチーフを重ねて描いていきます。できあがるのは、その瞬間のその人を表す、カラフルで意味のある一枚の絵です。
オーラはどう見えるの?
意識を開くと、オーラはほとんど一瞬で見えてきます。ポートレートのセッションでは、まずお相手と呼吸を合わせる時間を少しとります。そうしながら、その方のエネルギーの場に見える色や、その位置、動きを感じ取っていきます。それから水彩絵の具を手に取って、感じたものをできるだけそのまま紙にのせていきます。
色を塗り終えたら、次は直感的なポートレートの部分です。まず、ちょっと抽象的な、お面のような顔を描きます(それでもちゃんとご本人に似てくるので不思議です)。それから静かに座って、形やパターン、ひらめきが降りてくるのを待ちます。
この「待つ」時間が、長くてもどかしいときもあれば、パッとひらめいて一気にわかることもあります。でも多くの場合は少しずつ:一つ描いて、細部を足して、また一つ描いて…というのを繰り返しながら形になっていきます。描き終わるまで、どんな絵になるのか私自身にもわからないんです。
コヅカでの3日間、11枚
アートフェスティバルでは、3日間で11枚のポートレートを描かせていただきました。どれも一枚一枚まったく違って、中には自分でも驚くようなものもありました。
描き終わったあと、その方のことをふと聞きたくなることがあります。今回、特に印象に残った2枚をご紹介します。
ある男性の絵は、まるで手が勝手に動くように、九つの頂点を持つ二重の星を描く一本の線がすっと出てきました。数学の図形のような、あるいは「旅」のような感覚がありました。あとでお仕事を伺うと、物流関係のお仕事をされているとのこと。
もう一人、女性の絵はゆっくり時間をかけて仕上がっていきました。最後は波とうねりと泡のようなものが、11本の橋で頭とつながっている絵に。とても晴れやかな、喜びに満ちた印象でした。海っぽい、海藻っぽい…?彼女はマッサージセラピストをされている方でした。もしかしたら指なのかも。正直、自分のペンから出てくるものが何なのか、私にも本当のところはわからないんです。ご本人は「持ち帰って、じっくり自分の中で感じてみます」とおっしゃっていました。


オーラポートレートQ&A
オーラポートレートについて、よく聞かれる質問にお答えします。ちゃんとした答えがあるわけではないのですが、よく聞かれる順にまとめてみました。
いつからオーラが見えるようになったんですか?
小さい頃から、いわゆる「不思議な力」がいろいろとありました。オーラもその一つです。大人にうまく説明できなくて、その後もいろんな形でエネルギーを感じ続けてはいたのですが、だんだん「これは現実じゃないんだ」と思うようになっていきました。10代前半になって、その力を自分の意思でオフにする方法がわかりました。想像上の帽子をかぶるような感覚で、今でもそんなイメージで捉えています。
オーラってどんな風に見えるんですか?
私が感じ取れるエネルギーには2種類あります。一つは、体のまわりを縁取るような輪郭。雲の縁が銀色に光るような、とても明るく輝くもので、生きているものすべてに見えるので、生命力を表しているのだと思っています。もう一つは、そこからもっと広がっていく、色のついた雲のようなもの。これは人によって動き方も色も違い、気分や体調、その人の状況によって変わっていきます。ポートレートで描いているのは、こちらの色つきの雲のほうです。
「オーラは実は〇〇だ」って聞いたんですが
はい、それも正解です。オーラを感じ取れる人はそれぞれ違う見え方をしているので、解釈も理論もたくさんあります。中にはとても緻密なものや、有名な流派もあります。全部正しくて、たぶん全部間違っている、そんな感じだと思っています。
オーラポートレートを描くのにどのくらい時間がかかりますか?
水彩とペンで、この小さな丸い形のものなら大体20〜30分くらいです。別の画材を使ったり、もっと大きいサイズで描いたりする場合は、その分時間がかかります。
どうして私のオーラ、着てる服と同じ色なんですか?
これ、聞かれるたびにちょっと照れくさいのですが、本当に服を見て色を決めているわけではないんです。むしろ逆で、みなさんが無意識のうちに、自分のオーラの色に近い服を選んでいることが多いんだと思います。自分のオーラカラーに自然と惹かれて、気づかないうちにそれを身につけている、という感じですね。
オーラを見るのに、本人がその場にいる必要はありますか?
実は、コロナ禍のときに不思議なことを2つ発見しました。一つは、Zoom越しでもオーラが感じ取れるということ。もう一つは、知っている人であれば、どこにいてもその人のオーラを感じ取れるということです。自分でも「あれ?」と思いました。
色にはそれぞれ意味があるんですか?
正直、私にもわかりません。本当に。これは一人ひとりが自分なりに見つけていくものだと思っています。美術史的な解釈から、色彩心理学、最近のチャクラのレインボーカラーまで、いろんな解釈がありますが、「この色はこういう意味」という絶対的な答えはありません。ただ、絵の具が乾く間に何か話す材料が欲しくて、自分の使っている日本製の水彩絵の具でカラーチャートを作ってみました。いろんな解釈を組み合わせた、あくまで一つの入り口として、特定の考え方を押しつけずに、ご自身で色の意味を探ってもらうきっかけになればと思っています。



会場でお会いできた方、絵をお渡しした方、本当にありがとうございました。またどこかでお目にかかれるのを楽しみにしています。